The Rabbit Hole

The Rabbit Hole
2015 オーストラリア レッドファーン
設計:Matt Woods Design
via archilovers

キーワード

スタイル:カジュアル、モダン、インダストリアル、和

色:グレー、ホワイト、ナチュラル、ゴールド、ブラック

素材:レンガ、コンクリート、クラッシュドモザイク、素焼きコンクリートタイル、セラミック、フレンチオーク、スチール、真鍮、タイル、レザー、ファブリック、美濃手漉き和紙、大理石、ガラス、COIR ENTRY MAT(coir:ココナッツファイバー)、Sisal Rug、ネオン管

アイテム:Noguchi AKARI LIGHT SCULPTURES、SOLE TRADER pendant、alliedmaker DOME PENDANT、BRASS MINIMALIST、WORKSTEAD Wall Lamp

 

キャッチーなところ

既存建物の荒々しい印象を残したまま、お店のコンセプトに則って全く新しいインテリア空間を完成している。現代的で清潔感溢れる色使いと、自然素材の丁寧な組み合わせ、豊富な座席バリエーションで、ワクワクするような、記憶に残るポイントが多く用意されている。

目を引くのは、新しいティーディスプレーの形をデザインした、金継ぎされたボウルたちの繊細な展示。サーカスパフォーマーのポールの上にある回転板からヒントを得たもので、ユニークでありお店の見せ場になっている。

使い古された建物に宿る崩れた美と、新しいコンセプトが反発しないように、金継ぎや、クラックモザイクなど、ところどころに 壊れた美 の要素が差し込まれているのが面白い。入店してすぐ視界に入る中央カウンターの上部には、ティーバッグで作られたオリジナルのシャンデリアが存在感を放っている。

選ばれたテーブルやチェアなど、家具は王道のデザインのものが多く、クラック感との調和を図る配慮が見られる。

 

快適性

白を基調とした店内は非常に明るく、天井も高いので、既存建物の古さや重さは全く感じさせない。どの場所にいても、心地よく、透明感あふれる空気が漂っていて、これは環境の良さと、それをきちんと活かした結果によるもの。

座席スペースやディスプレイコーナー、カウンターエリア、温室のようなちょっとしたプライベート空間など、エリア分けはあるけど、それらはシームレスに設計されている。人がスムーズに動けることを促してくれるし、店内の端から端まで視線が抜けるので、開放的な空間になりやすい。

設計の中心に据えたコンセプトの一つとして、持続可能性への意識と脱物質化がある。すべての木材はFSC認定、またはリサイクル品を使い、すべてのペイント仕上げはVOCフリー、照明はエネルギー効率が良いものかLEDを選んでいる。さらに試みとして、このプロジェクトはACの必要性を排除することを目指していて、ナチュラル&パッシブなクロスベンチレーションを採用している。環境配慮へのモチベーションが高く、建物にも人にも最適なデザインが提供されている。

 



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