The Penny Drop Cafe

The Penny Drop Cafe
2016 オーストラリア メルボルン
設計:GOLDEN
via yellowtrace

キーワード

スタイル:ミニマル、モダン、アール・デコ

色:ホワイト、グレー、ブラック、ブラウン、コッパー、ピンク、オリーブグリーン、ラベンダブルー

素材:木、大理石、御影石、タイル、ファブリック、スチール、コッパー、ミラー

アイテム:BILLIANI ALOE Chair、FLOS STRING LIGHT

角地に立つAustralian Taxation Officeの1階を改装したレストラン。モダンなオーストラリア 料理で朝食、ランチ、ディナーを提供している。

 

キャッチーなところ

ペニー硬貨を連想させる曲線や円を使った立体的な空間設計。空間をダイナミックに使ったデザインで緩急や見せ場が丁寧に演出されている。

洗練された素材と色選びで、上品でありながらも親しみやすい雰囲気を出している。デザインレベルと施工精度の高さが素晴らしい。

具体的に目立つのはバーカウンター。無個性のボックスに対して、動線設計で複雑さを出す為に、空間づくりの柱になる存在をつくっている。見せ場があると緩急がつくので、アールカウンターの一人席など、そこから派生させて周囲の座席設計も個性を出しやすい。ソファ席を作ろうとすると壁か間仕切りが必要になるけれども、そこで単調に同じ席を量産しないように配慮が感じられる。

 

表面的には現代的で気づかないくらいだけど、底流にはアール・デコの要素が詰まっているのが高度で面白い。

アール・デコを参照している点

・大きく湾曲したバーカウンター

・カラーパレット 赤、青、緑
(アール・デコでは原色が使われていたけど、現代が好みそうな色味に調整している)

・幾何学的デザインの木製間仕切り

 

快適性

街路に面した窓はガラス張りで自然光をたっぷり取り込めるし、景色も開けていて環境がとてもいい。席のバリエーションが多く毎回違った体験ができる。

空間が広いので照明のボリュームが少ないのは気になる。間接照明も少なく、ペンダントが小ぶりで数が少なく種類が多いので、てんでばらばらな印象がある。

メニューやコースターなどのグラフィックにも、アール・デコを下敷きにしたデザインのこだわりが強く感じられる。トータルデザインのクオリティが非常に高いので、空間を楽しむ為に通う人やファンになる人が増えるお店。

 

 



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