Swan Cafe

Swan Cafe
2017 南アフリカ ケープタウン
設計:Haldane Martin
via swancafe

キーワード

スタイル:コンセプチュアル、エレガント、フレンチモダン、グラフィカル

色:グレー、ホワイト、ウルトラマリンブルー、レッド、コッパー

素材:タイル、モルタル、スチール、大理石、真鍮、コッパー

アイテム:IC LIGHTS

 

キャッチーなところ

トリコロール、スワンをモチーフにコンセプトを明確に表現した内装になっている。コンセプチュアルな世界館に浸りながら、フランスの伝統的なクレープを楽しめる、とても印象深いお店。

表面的には分かりやすくポップな空気を出しながらも芸術の歴史を感じさせるよう深く考えられたデザインになっている。2つの壁画(レオナルドダヴィンチ、ジャン=レオン・ジェロームの「レダと白鳥」)を大きく展示することで、新旧の芸術が白鳥を介して表現されているグラフィカルな空間。ダイレクトにデザインを楽しめるし、記憶に残りやすい。

角地にあるため、街路に面した壁はほぼガラスになっていて外部へのアピールは徹底している。これだけ映像的な空間であれば道ゆく人の視線は必ずキャッチできる。

壁面を覆うメインのマリンブルーに対して補色のコッパー(橙)で塗られたペンダントライトをもってくるあたり、繊細な計算を感じるし、人の視線を意識しているのが分かる。

内装だけでなく、メニューやパッケージ、ショップカードなどグラフィックデザインを細部にまでいかしきっている。

 

快適性

入り口付近の床にはスワンの六角タイルがランダムに埋め込まれている。エリア表示の役割にもなりきちんと意味のあるデザインになっている。

換気システムを隠すために配置されたウルトラマリンの有孔ボードは音響効果にも配慮したものになっていて、会話をするのに心地よい空間を提供している。

油断すると内装や色の情報量が多くてうるさくなりがちなところを、床は冷たい印象のモルタルをもってきたり、建物の設備はブルーのボードで隠すことで、バランスが取られている。

コンセプトの設定から、内装、グラフィック、オリジナルデザインの家具までデザイナーの細かい思想が伝わってくる魅力的な空間。

 



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