Rocket Coffee bar S49

Rocket Coffee bar S49
2014 タイ バンコク
設計:
via cafehoppingsg

キーワード

スタイル:北欧、モダン、インダストリアル、ラスティック

色:ホワイト、ブラック、ブラウン、コッパー、ナチュラル

素材:大理石、木、レザー、真鍮、スチール、ガラス

 

キャッチーなところ

オーナーがスウェーデン人というバックグラウンドから、コンセプトとなるスタイルはスカンジナビアモダン。プラス、インダストリアル要素の組み合わせ。感度の高い若者の気をひく流行ど真ん中のスタイルで、写真映えもするしお店に行ったことを自慢したくなるような、SNSでも広まりやすいデザイン。

見せ場はマーブルのヘキサゴンタイルを使ったフロアデザイン。ラフで温かみのあるダークウッドに、幾何学タイルを合わせてコントラストをつくり、視線を誘うスタイリッシュなデザインになっている。来店した人が必ず使用するエリアなので、カウンターはお店の見せ場になりやすく、それを利用して誘目性を拡張している。

商業建築としての華やかさは、カウンター上部につけられた水道管の巨大ペンダントが引き受けている。光の反射でアイキャッチになるとともに、空いた空間を埋めつつ、上下階から見えることから、全体をまとめる役割がある。ロフトを支える梁は悪目立ちしないように、植物置き場に変えて機能を持たせ、ナチュラルな印象を作る助けになっている。

店内のディスプレイにも気配りが見られる。ラスティックな家具や植物は自宅でくつろぐような雰囲気があるし、カウンターバックの棚もワイングラスやワインボトルを置くことで見せる収納をつくっている。

見せ場をつくるのと、どこに手を掛けるかの見極めが素晴らしい。

 

快適性

ヘキサゴンタイルの持つ役割は色々ある。風除室のない外部と内部をグラデーション的につなぐための視覚的役割、入店したお客さんの動線誘導、カウンター周りのエリア表示、木との見切りは有機的にすることで飲食スペースとグラデーション的に境界を伝えたり、清潔感を与える要素であったり、建築的な機能とおしゃれにデザインすることがうまく融合している。

既存建物の環境も素晴らしく、それをきちんと活かしている。天井が高く、街路に面した窓はほぼガラスで自然光がたっぷり取り込める。ロフトも設けられていて立体的な構成、二階からは店のデザインの全貌が眺められて、豊かな景色とともに食事が楽しめる。

 



コメントを残す

検索語を上に入力し、 Enter キーを押して検索します。キャンセルするには ESC を押してください。

トップに戻る