Michel

Michel
2015 フィンランド ヘルシンキ
設計:Studio Joanna Laajisto
via dezeen

キーワード

スタイル:アーバンクラシック、リラックス、カジュアル

色:ホワイト、ブラウン、ブラック、ナチュラル、ピスタチオグリーン、ダークグリーン

素材:ビーチ、スタッチャリオ大理石、スチール、タイル、ミラー、ガラス、ブロンズ、真鍮、Sorensen Leather

アイテム:SmartチェアAndreu World、テーブルEero Saarinen、Atelier Aretiウォールシーリング、RUBNスタンドライト

1940から50年代に建てられたフィンランド首都の古典的なキオスクと、軽くて新鮮なアーバンスタイルの融合。

フィンランド市のキオスクは、歴史的建造物として保護されるほど重要な建物として扱われていて、人々に愛されている。
Lippakioski – リッパキオスキ
都市建築家グンナー・タウチャー(Gunnar Taucher)とヒルディング・エケルンド (Hilding Ekelund)によって建てられた。リッパとは、屋根を意味する。拡張された庇が特徴。

 

キャッチーなところ

北欧スタイルのよさである落ち着いた色味、素材のナマ感、細部の丁寧さなどが積み重なっている質の高い空間。

壁天井はほぼ真っ白で清潔感を与えつつ、単調にならないように素材で表情に変化をつけている。面積の広い床は汚れた仕上がりで生々しさがあるし、ピスタチオグリーンの褪せた木製パネル(1940年代の屋外キオスクから引用したデザイン)の壁面は、空間のアクセントになりつつも優しい色味で控えめ、対比を繰り返しながら偏りすぎないよう丁寧にブレンドしている。

スマートなボーダーミラーの設置、小ぶりで素朴さの残っているペンダントライト、大理石を大胆に使ったバーカウンター、そのバックに金属を使ったワイングラスのラックなど、派手にならない分量で商業建築に必要な煌めきが配されている。

分かりやすくアイキャッチになるのは、フィンランドの有名な画家アクセリ・ガッレン=カッレラの絵で、空間を印象付けるし思い出しやすくしてくれる。

 

快適性

素材や色の使い方が大胆なのが統一感をうんでいるし、カジュアルだけど安っぽくならず、しっかり洗練した印象を与えている。例えば、床は同素材で通すとか、カラーパレットも色味は少なく同じ色をトーンを変えて使ったり、家具もほぼ同じ形と素材を使ったり、がちゃがちゃさせないよう情報が整理されている。

中心のテーブル席は、長く親しまれているエーロ・サーリネンの大理石円形テーブルが選ばれている。座席に優劣というか、利用するシーンに合わせて選ぶ楽しさがある。同じ店でも座席のバリエーションが多いと、もちろん景色も印象も変わるので面白い。

地下のトイレは明るくパウダールームのよう。

静かな品と親しみやすさが混在していて、オールタイムで利用できる心地よいレストラン。

 

 



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