GUILD New York

GUILD La Mercerie
2017 アメリカ ニューヨーク
設計:Roman and Williams
via VOGUE

キーワード

スタイル:フレンチモダン、折衷

色:ホワイト、ナチュラル、ネイビー、ブルー、ゴールド、ブラウン、ブラック

素材:木、ベルベッド、真鍮、タイル、コンクリート、スチール

ソーホーの周辺に位置する2階建てのデザイン・ストア。角地に建っていて以前はシティバンクの支店が入っていた。レストラン、図書館、デザインギャラリー、アートスタジオ、ブティック、花屋など複合的な機能を持つ空間。ローマンとウィリアムズがデザインした家具、照明、アクセサリーなどを展示し、さらに世界各国のワークショップや職人から集めた作品が並べられている。

ギルドとは…

中世より近世にかけて西欧諸都市において商工業者の間で結成された各種の職業別組合。商人ギルド・手工業ギルド(同職ギルド)などに区分される。 出典:wikipedia

ギルドは古くはアーツアンドクラフツ運動などでも組織されていた。ばらばらだった職人や工房などを一箇所に集めて共同体にすることで芸術運動をうまく推し進めた。

 

キャッチーなところ

非常に情報量の多い空間。建物じたいはヨーロッパの古典スタイルを焼き直したような劣化コピーデザインで、ほとんど魅力はない。けどこれだけ見応えのある空間になっているのは、デザイナーのオリジナル家具や世界から集めたこだわりの工芸品による力が大きい。

建物の構成はほぼ無個性で完全に脇役だし、アピールが感じられるのはアーチの巨大な開口くらい。逆にそれが良くて、それぞれのモノの持つ匂いや空気みたいなものが、空間を決定づけるてるのが面白い。

 

快適性

配線や設備機器はむき出しでほとんど整理されてはいないしデザインに取り込む工夫とかもないけど天井高いのでほぼ気にならない。カウンターデザインや動線計画もそこまで練られている感じはないけど、結局置家具や工芸品、雑貨の魅力で帳消しにされている。

外観のハリボテ感から見ても、建物を通して人に快適さを提供しようという姿勢はないだろうし、彼らの思想がつまったショップをつくることが目的だったんだろうと思う。

デザイナー2人の世界観作りが見事で、おしゃれなデザインアイテムが好きな層にヒットするのが分かる。

 



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