Dear Breakfast

Dear Breakfast
2017 ポルトガル リスボン
設計:Studio Astolfi(建築家Carlos Aragao, Joao Pombeiro Machado)
via cupofcouple

キーワード

スタイル:エキゾチック、モダン、折衷

色:ホワイト、ブラック、ピンク、シルバー、ネイビー

素材:コンクリート、レンガ、セメント、大理石、ベルベット、スチール、ミラー

アイテム:Lampe de Marseilleウォールランプ Le Corbusier

卵を中心とした料理をつくるChef Raquel Patronilho

建物は旧倉庫を改装したもので、サントリー島、コンポルタ、マラケシュ、パロス島に触発されたデザインになっている。

 

キャッチーなところ

露出したレンガの壁、木製セメントのアーチ(これはカタルーニャの彫刻家Xavier Corberóからインスピレーションを受けたもの)など、店内全域が真白く仕上げられ、光が柔らかくまわる気持ちの良い空間になっている。有機的な曲線はコンセプトにある都市のイメージがうまく反映されている。

入口から入ってすぐの天井にはミラーが貼られ、アーチが反射して複製されることで、幻想的な演出になっている。まっさらな空間にはブルーのチェアとブラックのスチールがよく映えて空間のアクセントとして印象に残る。単調で冷たい印象を避けるために、家具の多くを占めるファブリックにはベルベットでエレガントなものを選んでいる。

予算がなくてテラゾーにしたかったけどできなかった床は、コンクリートに自分たちで石を置いて、テラゾー風のものを手作りした。クラフト感があって親しみやすい雰囲気に仕上がっている。こういったデザインの過程でできるストーリーは、お店の魅力の一つになるし気持ちが入るとそれは人に伝わる。

雑誌を飾るラック、適度なボリュームの植物、食器、ショップカード、メニューなど細かいデザインも忘れず気を配っているけど、ものすごく作り込んだ感がなく、押し付けがましくなく、適度にリラックスした仕上がりで、それが家庭感があって心地良い。

既存建物の味をデザインに取り込んでうまく表現しているし、家具やカウンターなど現代の要素も盛り込まれている。スタイリッシュでありながら、気軽に、日常的に通いやすいお店。

 

快適性

天井が高いこと、床まである縦長の窓から自然光を充分に取り込んでいること、さらにそれが空間全体にまわる真白の壁に塗られ、長時間過ごしたくなる気持ちの良い空間を作っている。

細部の荒さはあまり気にならない、むしろ味になっている、そう見せているのが素晴らしい。座席のバリエーションが多いのも魅力的で、大空間や、窓際の半プライベートな空間、天井がミラーの演出的な空間など色んな景色を楽しめる。

 



コメントを残す

検索語を上に入力し、 Enter キーを押して検索します。キャンセルするには ESC を押してください。

トップに戻る