Daroco

Daroco
2016 フランス パリ
設計:Olivier Delannoy & Francesca Errico
via Milk

キーワード

スタイル:モダン、ラスティック、インダストリアル、トロピカル、シック、折衷

色:ブラウン、モノトーン、ペトログリーン、ネイビー

素材:コンクリート、モルタル、木、レンガ、ミラー、大理石、籐、スチール、ガラス、ビロード

アイテム:ウォールライトLampe de Marseille

1923年に建造されたアーケード「Galerie Vivienne」にあった、ジャン=ポール・ゴルチエのブティックを改装したトラットリア。

ゴルティエへの敬意を込めて、スタッフの制服は彼のシグネチャであるマリンTシャツに統一されている。

 

キャッチーなところ

一つのスタイルに偏らない流行りのミックススタイル。既存建物の味を活かして、そこに異素材のマテリアルをバランスよく投入し、品よくまとめあげた空間。印象の異なる素材のコントラストと、そこにペトロブルーのアクセントカラーが効果的に働いていて、記憶に残るデザインをつくっている。

アイキャッチ要素としては、天井に貼られた巨大なミラーと、さらに天井高を強調する巨大なガラスのペンダント。光の反射が増えて店内が広く明るく感じられるし、スケールの大きい空間の使い方で、ダイナミックで非日常感が味わえる。ミラーの景色の反射は外部へのアピールにもなる。

シックだけど堅苦しくない雰囲気も魅力的。特に軽くてクラフト感のあるイスの籐は、親しみを与える要素として強い印象を与えている。座り心地や素材感も含めて、椅子の印象はその店舗の印象にも影響があるので、ここで籐のカジュアルな椅子を選んだのは、デザイナーのセンスが光っている。

中二階の鋳鉄の柵は、お店のロゴにも使われているデザインで、アイキャッチになるとともに、上から見守るシンボルのような存在。

 

快適性

非常に恵まれた立地と環境の店で、それらを最大限利用している。ファサードはスチールとガラスで、モダンでありつつ外部環境となじませ、店内に視線がいくよう配慮されている。

中二階の飲食エリアは、天窓がうまく機能していて明るさがあるし、店内を眺められる心地よいエリア。

壁面の巨大なプラターや、各所に配置された観葉植物は、視覚的にもリラックスできるし空気清浄効果など、快適な室内環境の助けになっている。



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